筒香 嘉智(つつごう よしとも、1991年11月26日 - )は、和歌山県橋本市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ所属。 兄は橋本市でスポーツ教室を運営する筒香裕史。 実家は橋本市内でガソリンスタンドを営んでいた。小学2年の時に和歌山ニューメッツで野球を始めた。
63キロバイト (7,428 語) - 2021年8月30日 (月) 17:30


パイレーツの筒香嘉智は現地8月29日(日本時間30日)、本拠地PNCパークでのカーディナルス戦に6番・右翼で先発出場すると、2点を追う9回に場外へと消える逆転サヨナラ3ランを放った。
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地元紙『ピッツバーグ・ポスト・ガゼット』は、同日付で電子版に「彼はアツい:ヨシ・ツツゴウが引き続きパワーを見せつけ、パイレーツをサヨナラ勝ちに導く」と題した記事を掲載。

その冒頭で、ともに降板後のクールダウンを行っていたウィル・クロウとチャド・カールの2投手が、9回裏にランナー2人を置いて筒香が打席に入った際に、交わした会話が掲載された。

「通りかかったチャドが“ここでヨシ弾なんてどうかな?“って言ったんだとクロウは思い起こし、「で、僕らは、“ああ、そうなったら最高だね“って話していたんだ」と振り返ったとした上で、「彼らの願いはほぼ即座に現実になった」とした。 「ツツゴウはレイエスの投じた初球のスライダーをかっ飛ばし、右翼スタンドからコンコースへと飛び込む一打を放った」と、サヨナラ弾について伝えた。

記事によるとこの筒香の逆転ホーマーの推定飛距離は422フィート(約128.6メートル)で、打球初速は105.8マイル(約170.3キロ)だったとのこと。

また、前出のクロウは筒香について「ヨシは最高だね。僕らはロッカーメイトだし、ちょっと会話もするんだ」。 「彼は本当に良いチームメイトで、彼が僕らと一緒にプレーするなかで、良いスタートを切って、好調なのを見るのは良いね。彼はアツいよ。良い選手を見るのは素晴らしいこと。彼が打線にいるのは楽しいよ」と述べている。

記事ではパイレーツ加入後の筒香について、「素晴らしい」と評しており、「パイレーツでの13試合で、彼は打率.333、1.424 OPS、11打点としており、これには二塁打2本、三塁打1本、本塁打5本が含まれ、これまで彼が打った安打で長打にならなかったのは1本のみである」と、新天地で持ち前のパワーを発揮する和製スラッガーについて伝えた。

パイレーツを率いるデレック・シェルトン監督は筒香について、「彼はずば抜けて素晴らしいし、これはヨシの手柄だね。彼は日本で素晴らしいキャリアを築いた選手なんだ。彼はメジャーへやって来て、苦闘したときもあったし、マイナーリーグへ落ちながらも、課題に取り組んで調整を続けてきたんだ。我々はその恩恵に授かっているんだ」と述べた。 自軍にやって来ると同時に、にわかにメジャーで結果を出し始めたメジャー2年目の筒香の活躍に目を細めている様子である。

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